タイムシェアオーナーから聴く苦情に、チェックイン時間の遅延があります。

 

先日など、チェックインが４時までできなかったので、バケーション初日からいらいらして一日を無駄にした気分だったという話を聞きました。

 

では、何故ハワイに到着してすぐにチェックインができないのでしょうか？

 

これは、リゾート側の怠慢などではなく、システム上の問題から発生することで、以下が上げられます。

 

?　日本からの飛行機は、早朝～午前中にハワイに到着する便がほとんどである。

 

?　タイムシェアは一般のホテルよりも稼働率が良く、チェックアウトした部屋をすぐに清掃してチェックインするお客様を迎えることが多い。

 

?　チェックアウトは、通常午前１０時までとなっているため、それからの清掃開始となる。更に部屋にはキッチンがついているため、通常のホテルよりも清掃のための時間を必要とする。

 

?　タイムシェアオーナーの滞在は、一般の観光客よりも長く、更に、ホテルよりも快適に過ごせるため、室内で過ごす時間が多くなる。その分、室内の備品も多く使用されるためメンテナンスにも時間がとられる。

 

?　各社リストラの一環で最低限の人員で切り盛りしているため、一人当たりの仕事量が以前よりも増している。

 

 

以上のことから、チェックインの遅延が発生するわけですが、はじめに述べたようなわざわざ1日を無駄に過ごす必要は全くありません。

 

タイムシェアベテランユーザー達は、これらの対処を上手く行っています。

 

まず、ハワイ到着後、すぐにチェックインできないと覚悟して予定を組んでおられます。

 

リゾートに着いたらとりあえずフロントに到着した旨を伝え、チェックインできるまで様々なアクティビティーを予定して、それまでの時間を有意義に過ごしています。

 

ヒルトンを例にその有意義な過ごし方を紹介します。

 

?　オーナーラウンジでくつろぐ。グランドワイキキアンのラウンジは、ラグーンタワーやカリアタワーの宿泊者であっても利用できます。

 

?　小さめな鞄にあらかじめ到着後必要となるものをまとめて入れておき、到着後それ以外はベルデスクに預けて活動を開始する。

 

?　リゾート内のプールや海に出て早速バケーションを楽しむ。

 

?　レンタカーを事前に予約しておき、スーパーなどの買い物に出かける。

 

?　観光やオプショナルツアーに参加する。日本から事前に予約しておきましょう。

 

?　空港からゴルフ場へ直行しゴルフをしてからチェックインする。

 

?　カリアタワーのマンダラスパなどで、飛行機の長旅の疲れを早速癒す。日本の健康ランド的にスパやマッサージを活用する。

 

?　ポイントが余っている人であれば、前日から予約しておき、早朝到着してすぐに部屋に入れるようにしておく。この場合、宿泊開始の翌日チェックインになることを事前にコンピューターに入力するように予約センターで伝えておく必要があります。それをしないとノーショー（No Show）となり、利用せずにキャンセルされたと判断されることがありますのでご注意を。

 

 

 

いかがでしょうか。言ってみれば簡単なことですが、タイムシェア初心者の方にとってはとても参考になるかと思います。

 

無駄なく、充実した楽しいタイムシェアライフをお過ごしください。

次回はヒルトンのグランドワイキキアン関係を書いてみようと思います。
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