ハワイタイムシェア4社のリセール相場
こんにちは。
今日は、ハワイのタイムシェアリゾートのリセール相場を簡単に説明したいと思います。
リセール価格は前回のブログで、3つの価格要員をご案内しましたが、今回は大手4社の動向をご説明します。
あくまでも、2015年9月の相場案内となります。
1)ヒルトン
昨年2014年10月以降は、第一先取特権を行使していない為、市場で安くなった物件が買い取りされていません。その結果、ワイキキでも100万円以下の売出し物件が出るほど、過去にない安い相場となっています。
ハワイのヒルトンのリセール市場は、正規販売価格の半値から3分の1以下に下がったものも多い状態です。
ポイント狙いの方は、ハワイ島やラスベガスでお買得の価格になったものが出ています。
2)マリオット
マリオットのコオリナは、昨年から積極的に「第一先先取特権」を行使してきているため、100万円以下で帰るような物件が極端に少なくなりました。
おおよそ、マリオットの買い取りの価格は、一般的に公表されないため実績ベースで判断するしかありませんが、おおよそ正規価格の30%~35%となっています。
2015年8月までの実績であれば、2BRのオーシャンビューで$13500以上でないとマリオットに買い取りされる可能性が高いので、相場が徐々に回復してきています。
格安の物件は動きが早いので、その点お気をつけ下さい。
3)ウィンダム
過去、ワイキキ ビーチウォークとロイヤルガーデンの2物件においては、リゾート会社が積極的に買い取りの權利を行使したケースが無い為、安値で安定しています。正規価格の3割未満での取引相場です。中には、定価の2割を下回る物件も多く出ています。
4)ディズニー
この4社の中で唯一継続的に第一先取特権を行使している会社社です。1ポイント当たり$80を下回るとディズニーからの販売許可をもらう事が出来ず、そのリセール売買は、ディズニーが買い手となり物件を持って行きます。その結果、リセールの相場がおおよそ、新規販売価格の半値前後で取引される相場となっています。
1ドル80円や90円といった、円高と比べると現在は円安気味と思われます。逆に、円安であっても価格自体が下がっている物件も多いので、完全に買い手にとって有利な市場です。
逆に、売却を検討されたい方は、相場が低いので急がない方は暫く様子を見るのも一考かと思います。
過去の経験から、リセールの相場は動きがあるので、それを把握することでより良い、「買い」や「売り」のタイミングを掴むことが出来るかもしれません。
くじら倶楽部
中山孝志