2022年2月24日にヒルトンがポイントを1.6倍に調整をしました。2022年2月24日以前に公開されたブログ記事は原則、旧ポイントでの表記となっておりますこと、ご了承のほどお願い申し上げます。ポイント調整について

タイムシェアのリセール価格は上がるか?

タイムシェアのリセール価格は上がるか?

こんにちわ!

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(カウアイ島で飲んだココナッツウォーターです!)

今回は、昨日お越し頂いたお客様からのご質問に関してお答えしたいと思います。

「こんなに自分の持っているタイムシェアが安くなるとは知りませんでした。」
「今後、タイムシェアリセールの価格は上るのでしょうか?」

売却相談で面談させて頂く際に、よく出る質問です。
正直、ハワイのタイムシェアの価格は上がる可能性があります。

どの位まで上がるか?
それは、売り手と買い手の需給関とリゾート会社次第です。

現在のハワイにおけるタイムシェアリセール相場、いわゆる再販の相場は、以下のとおりです。

定価から比較したリセールの価格相場です。

ディズニー アウラニ: 50%~70%
マリオット コオリナ:30%~40%
ヒルトンのワイキキ:15%~40%  (物件とタイプによる)
ヒルトンのハワイ島:10%~30% 
ウィンダム:10%~30%

不思議とリゾート物件と会社により、相場が違います。

理由は単純で、開発会社であるリゾート会社が、市場で「第一先取特権=Right of First Refusal (ROFR)」を行使しているかどうかです。

別の表現をすると、リセール市場において、会社が自社のブランドやイメージをどの位大切にする為に、このROFRを行使しているかといっても過言ではありません。

ディズニーは、1ポイントあたり定価の約半額以下になると第一先取特権を行使しています。
これはアメリカ本土でも同様です。

ですので、中古市場での価格が半額以下に下がることがほとんどありません。
単純な原理です。

半額以下で買えないと分かっていれば、賢い買い手はその価格に少額プラスした金額で申し込みをします。

それが、リセール市場の底値になるからです。
ですから、価格が下がらないのです。

残念ながら、ウィンダムは私の知る限り第一先取特権をワイキキの物件で行使した経験がないので、相場が下がっています。

マリオットは、昨年相場が10%~20%まで落ちてからROFRを行使し始めました。
その結果、相場が上がってきています。

ヒルトンは、昨年の10月以来第一先取特権を行使していないので、かなり下がってしまいました。

ハワイで15年間このタイムシェアビジネスに携わっていますが、個人的には定価の半額をリセール市場で維持することが、買い手、売り手、リゾート会社にとって理想ではないかと思っています。

以上が、ハワイタイムシェア資料の価格のからくりです。
皆さんのご参考になれば幸いです。

なお、GW中につき、現在、売却相談の来客が多く来られています。
お越しの際には、できれば事前にお電話頂けるとお待ち頂いたり、出直しの必要がございませ。

くじら倶楽部スタッフ一同、タイムシェア業界とハワイの為に貢献して行きたいと思っています。

今回も最後までお読み頂きありがとうございました!

くじら倶楽部
中山孝志

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